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1階じゃない店舗はダメ?2階・地下・路地裏でも成り立つ店の考え方
公開日 2026年9月2日
店舗物件を探していると、「やっぱり1階の路面店が一番いいのかな」と考えることがあります。
通りから見える。入りやすい。看板も目につく。
確かに1階の路面店には、大きなメリットがあります。
でも当然、家賃も高くなりやすい。
一方で物件を探していると、2階。地下。路地裏。駅から少し離れた場所。などに、広くて家賃の安い物件が見つかることがあります。
すると、「条件はいい。でも2階だからお客さんが来ないかな……」と迷いますよね。
では、本当に、店舗は1階じゃないとダメなのでしょうか。
実は重要なのは、何階にあるかだけではありません。
今回は、1階・2階・地下などの店舗物件を比較するときに考えたいポイントを整理します。
1.なぜ1階の路面店は人気なの?
まず、1階のメリットを考えてみましょう。
大きいのは、お店の存在に気付いてもらいやすいこと。
街を歩いている人が、「こんなお店あったんだ」と発見できます。
そして、そのまま入店できる。階段を上がる必要もない。エレベーターを探す必要もない。
つまり、「見つける、入る」までのハードルが低い。
特に、飲食店。テイクアウト。物販。など、通りがかりの入店が重要な業態では、大きな意味を持つ可能性があります。
2.でも、その「入りやすさ」にいくら払う?
問題はここです。
例えば同じエリアに、A:1階・月30万円、B:2階・月18万円という物件があったとします。
差額は月12万円。年間なら144万円です。
Aには、見つけてもらいやすい。入りやすい。というメリットがあります。
では、そのメリットに年間144万円を払う価値が、自分のお店にはあるでしょうか。
これを考えてみます。
1階だから正解。2階だから不正解。ではありません。
家賃差と、その場所から得られるメリットを比べる。という考え方です。
3.「目的を持って来る店」なら話が変わる
例えば、完全予約制の美容室。整体院。エステ。クリニック。スクール。事務所。などを考えてみます。
お客さんが、「このお店に行こう」と決めてから来店するなら、通りから偶然発見されることへの依存度は下がるかもしれません。
Google検索。SNS。口コミ。紹介。予約サイト。
こうした経路から来店するなら、2階でも目的を持って来てもらえる可能性があります。
その代わり、入口が分かりやすいか。看板は出せるか。エレベーターはあるか。階段は使いやすいか。初めて来る人が迷わないか。などが重要になります。
4.地下店舗には地下店舗の特徴がある
地下にも同じことが言えます。
通りから店内は見えにくい。初めての人には入りにくい。というデメリットが考えられます。
一方で、外からの視線を気にしにくい。音との相性が良い場合がある。業態によって独特の雰囲気を作れる。など、条件によってはメリットになることもあります。
バー。音楽系店舗。スタジオ。一部の飲食店。など、地下であること自体が店の世界観と合うケースもあります。
つまり、「地下だから悪い」ではなく、地下という条件と、自分の商売が合っているかを見る必要があります。
5.路地裏でも人気店はある。でも理由がある
駅前の一等地ではない。大通りにも面していない。路地を一本入った場所。
それでも人気のお店はあります。
ただ、「人気店も路地裏だから、自分も大丈夫」と考えるのは少し危険です。
そのお店には、強い商品。SNSでの認知。口コミ。長年の顧客。特徴的な空間。有名なスタッフ。など、お客さんがわざわざ探してでも行く理由があるのかもしれません。
立地の弱さを、別の強さで補っている可能性があります。
6.「家賃が安いから2階」だけでは考えない
2階の物件が安かった。だから2階にする。これだけでは少し足りません。
逆に、1階だから安心。というわけでもありません。
考えたいのは、安くなった家賃をどう使うのか。
例えば毎月10万円安くなるなら、その一部を、広告。SNS。看板。内装。サービス。設備。予約システム。などに使う方法もあります。
つまり、立地に払うお金を、集客やサービスへ振り替えるという選択肢もあります。
7.階数より先に「どうやってお客さんが来るか」を考える
ここまでを整理すると、最初に考えたいのは、1階か2階かではないのかもしれません。
その前に、自分のお客さんは、どうやってこの店を知って来るのかを考えてみます。
通りがかり。Google検索。SNS。紹介。広告。既存顧客。予約サイト。
どの経路が中心になるのか。これによって、必要な立地条件は変わります。
立地を決める前に、集客方法を考える。この順番にすると、物件選びが少し変わって見えてきます。
「良い立地」は、すべてのお店で同じではない
一般的には、駅近。1階。路面。人通りが多い。こうした物件は魅力的です。
でも、魅力的だからこそ家賃も高くなる可能性があります。
だから重要なのは、一番条件の良い物件を探すことではありません。
自分の商売に必要な条件に、お金を払うことです。
通りがかりのお客さんが重要なら、1階に払う価値があるかもしれません。目的来店が中心なら、2階でも成立するかもしれません。路地裏でも、「ここへ行きたい」と思わせられるなら選択肢になるかもしれません。
AIに「2階でも絶対大丈夫」と決めてもらう必要はありません
階数。家賃。人通り。業種。客単価。集客方法。周辺環境。こうした情報を整理することはできます。
でも、「あなたのお店なら2階でも成功します」とAIが断定できるものではありません。
だからHouse-AIでは、AIに分からないことは、分からないと言います。
そのうえで、どんなお客さんに来てほしいのか。どうやって店を知ってもらうのか。1階に払う家賃差はいくらなのか。その差額を別の方法に使えないか。現地で何を確認すべきなのか。を一緒に整理します。
あなたが見ている物件は何階ですか?
例えば、「美容室を出したいです。1階は月28万円、同じエリアの2階なら18万円で迷っています。」これだけでも構いません。
地下だから不安。路地裏だけど物件は気に入っている。看板が出せるか分からない。駅から遠い。1階にするために予算を上げるべきか迷っている。
そんな状態でも大丈夫です。
今迷っていることを、そのまま教えてください。
House-AIがまず、お客さんはどうやって来るのか。何が立地に必要なのか。家賃差に意味がありそうか。現地で何を確認するとよいのか。一緒に整理します。
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